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[端書] ルーミア×チルノ

夜伽の方で指定頂いた、チルノ・ルーミアのちびっこ組みの絡み。


 天気のいい日には、遠くに紅色の大きな建物を見ることができる。そんな湖の畔に物好きな人間が住んでいたのは、もう随分と昔の話で。チルノとルーミアの二人が結託してその人間を駆逐してしまった今では、人間のものとしてではなく、ただ二人の妖精と妖怪との住処になっていた。
 日中でも絶えず闇と冷気を湛えるその家の付近に近寄る者なんて、人も妖怪も問わずそうそう居るものではなくて。チルノにしてもルーミアにしても、もともと住処を求めるために人間を追い出したわけではなくて、人間がそのまま居なくなってしまったのはちょっとした悪戯の結果でしかなかったのだけれど。こうして、いざ人間のように住処というものを手にしてみると、あまりの快適さに手放せないものになってしまった。
 建物があれば風雨を避けることができる。いちど柔らかな寝床を準備してしまえば、いつもそれに包まって眠ることができたし、それに……建物の中に身を置いていれば、誰かに見られることを恐れる必要も無いのだった。



「ふぁ……」
 舌を伝わり零れてきた熱い唾液を嚥下すると、チルノの喉からは意図せず溜息が零れ出てしまう。口吻けあう先、ルーミアの口内から齎される唾液はいつでも彼女の熱を纏い滾っているようで。こうしてキスを交わすだけで、まるでルーミアの熱に熔かされてしまうかのような錯覚をチルノはいつも覚えるのだった。
 熱に浮かされたようにぼんやりとしてくる思考、急に力が入らなくなってしまう躰。ルーミアの与えてくれるキスは、それだけで簡単にチルノから抵抗の意思も余地も残さず奪い取ってしまう。かつてルーミアと愛し合い始めたばかりの頃には、こんなにも簡単に自由を奪われてしまうことに軽い不安も覚えたものだけれど。今では――チルノ自身、そのことを(ありがたい)とも思っていた。
「ばんざい、して」
「うん……」
 促してくるルーミアの言葉に、チルノは素直に頷いて答える。チルノから抵抗を奪う為にルーミアは行為の始めに必ずキスを与えてくれるけれど、それは同時にチルノにもこれから(愛してもらうのだ)という自覚を呼び起こさせる意味にも繋がっていた。
 もともと無駄に矜持だけは強いチルノだから、初めてルーミアに愛してもらえたときなんて……本当に酷かったのを覚えている。ルーミアが掛けてくれる愛の言葉、愛撫の指先。どれひとつさえチルノには素直に受け入れることはできなくて。愛してほしいと心の深い場所では切に願いながらも、決してそれを打ち明けることはできなくて。……ルーミアは優しいから、決して口には出さないけれど。初めての逢瀬のときに散々に詰り、責めてしまった言葉をチルノは今も後悔して止まなかった。
「ん、ぁ……ぅ……」
 衣服を脱がされ、下着だけの姿になったチルノの下腹部に、甘い愛撫の指先が降る。今のあたしはそれを素直に受け入れることができるから、ただルーミアが与えてくれる快楽の儘に、切ない嬌声を上げることができる。
 忌まわしい思い出があるからこそ、こうして素直に愛される喜びを感じられる自分のことが、チルノには堪らなく嬉しかった。



こんな痴的知的なのは果たしてチルノなのだろうか、とも思うのですが。というかチルノとルーミアの二人だとあまり頭が良いように書いてはいけないような気がするので、自分の文体には難しすぎる気がします……。
ちゃんと書けそうだったら夜伽に投稿するつもりですが、どうしたものやら。ちびっこ組でも小悪魔とか大妖精とかなら書きやすそうなのですけれど。
他に指定のあった「映姫×小町」は未だ無着手ではありますが問題なく書ける気がします。「蚊に襲われるチルノ達」は、さすがに無謀感が……自分にそういう嗜好が無いものですから。
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